ラーメン店

(1)業種の特色

ラーメン店経営の有利さは、ラーメンの超大衆性にある。年齢を問わずに幅広い層に好まれ国民食といってもよく商品を知ってもらう特別な宣伝は必要なく開店から軌道に乗せることが可能だ。加えて、高度な調理技術を必要としないということも有利である。味のポイントのタレとスープを押さえれば簡単に調理できメニューは何品も必要なく単品で勝負ができる。また、少ない人手でたくさんの客数をこなすことが可能で小規模店の有利性を発揮できラーメンは食事としてもおやつ、夜食としてもと幅広く好まれ長時間営業が可能になり時間帯の繁閑の差も少なく効率を高めた経営が可能。
 

(2)立地条件

大衆食の定番メニューなので立地的な制限がなく、ビジネス街、繁華街、商店街、住宅街、郊外とどんな性格の街でも可能。

 

ビジネス街

ビジネス中心の街、メインターゲットはサラリーマン・OL、日曜・祭日や夜間の営業は難しい、

繁華街

プレイ街だけの街だと昼間の営業が難しい、年中無休営業が可能

商店街

駅近隣で金曜日、土曜日、日曜日がピーク、年中無休営業

住宅街

居住者が中心、テイクアウト・出前も可能、年中無休営業

ロードサイド

主要道路に面した郊外立地、駐車場が必要、年中無休営業

 

(3)店舗規模と必要資金

ラーメン単品なら厨房設備をあまり必要としないので5坪からでも可能だが出来れば8坪以上は欲しい。しかし規模が大きすぎると逆に効率は低下する。適正規模としては10坪前後が良い。

店舗取得費

保証金
敷金権利金
礼金
仲介手数料
合計

 

※地域や規模により異なる。

建築費

躯体工事費

付帯設備工事費

内装工事費
付帯設備工事費

外装工事費
家具費
照明器具費
その他
合計





5,000,000
500,000

500,000
900,000
200,000
100,000
7,200,000

躯体から建築する場合
必要
躯体から建築する場合
必要

ビルの引込状況で異な
る。

機械設備費

冷暖房工事費
厨房設備費
音響設備費
レジ機
その他
合計

1,000,000
1,200,000
80,000
80,000
100,000
2,460,000

空冷カセット
設備内容により異なる
有線など

什器備品

食器、調理道具、店内小物、レジ小物、その他

600,000

 

開業費

求人費、人件費、広告費、印刷、開店催事、その他

600,000

 

設計料

設計デザイン
施工監理
合計

300,000
400,000
700,000

設計者により異なる。

その他

予備、開業前金利

190,000

 

合計

 

11,750,000

 
 

(4)目標売上高

1日平均客数

250人

客単価

600円

1日平均売上げ

150,000円

月間売上げ高

3,750,000円

 

(5)経営体質

売上高

100%

45,000,000 円

原料費

30%

13,500,000 円

人件費

25%

11,250,000 円

諸経費

15%

6,750,000 円

賃借料

10%

4,500,000 円

減価償却費

5%

2,250,000 円

経常利益

15%

6,750,000 円

※この他金利などがかかる。
 

(6)メニュー

ラーメンの味をどうするかが一番のポイント、味が集客力を決めることになるしメニューのバリエーションも基本になる。

◆タレ

醤油

味噌

スープ

鶏がら
豚骨
煮干・昆布

◆麺




ちぢれ

◆地域

中華そば
支那そば
札幌
博多
喜多方
佐野
東京

 

(7)経営のポイント

庶民的で客付が非常に良く開店すればすぐ客が来店するといってよい、しかし長続きされることが難しく、小資本で参入できるので開業を目指す人が多く競争が激しい。勝ち抜くためには味が良いことは当然のことで、味の品質、店の清潔感、接客サービスの三要素をバランス良くすることが勝ち抜くための最大のポイントだ。